現代社会は何かとストレスを受けてしまうことが多く、日常の暮らしの中や職場で時間を過ごすなかで自分でも知らず知らずのうちに過度のストレスを受けてしまい、いつの間にかうつ病を患ってしまうことも少なくはありません。
もしも、自分がうつを患ってしまった場合、その症状の重さによっては以前のように働けないという状態になってしまうこともあります。以前のように働けなくなってしまった場合、しばらくの間は蓄えで何とか生活費などをやりくりすることもできますが、それにも限度があります。特にうつの場合、精神的な病であるため、他の病気のように画期的な治療法やすぐに効く薬があるわけではありません。つまり、うつの治療をするには人によってはかなり長い時間が必要な場合もあるのです。
もしも、以前のように働くことが困難な状態になった場合、長期間に及ぶ治療に費やす費用を捻出することもかなり厳しくなってしまいます。そのようなときには公的な保護制度として、自立支援医療という制度があります。この制度では精神的な問題を抱えている人を経済的に保護する目的で設けられており、公的な健康保険が適用される治療の場合、医療費の医療費の10%を自己負担するだけで済みます。この制度を利用すれば、長引いてしまいがちなうつの治療でもそれほどの経済的な不安を気にすることなく、安心して治療に専念することが可能です。
障害年金制度もあります。年金にも種類があるのはあまり知られていないようですが、障害年金は病気などの理由で生活が困難な場合に限り、申請することができます。社会保険労務士事務所で知ったのですが、最近ではうつ病も障害年金が適用されるので活用してください。